幸いまだ
今日は12月21日、冬至。寒いけれど、幸いまだ人類は滅亡していない。
昨日の本番、久しぶりに普通の体調で弾けた。やっぱり楽だ。ずいぶん前のインタヴューでヨー・ヨー・マが、忘れられない演奏は高熱を出した時のもの、と言っていたことを思い出した。
マルティヌーの6番は良かった。知らない世界がある。ただ、ブージー&ホークス社の手書きのパート譜は実に読みにくく、同社には切に改善をお願いしたい。
ベルリオーズの幻想はいつもより難しかった。抑えたテンポで、これまで勢いで弾けたパッセージを全部意識的に弾かなくてはならなかったからだろうか。客席ではどうだったのだろう。
フルシャが振った二つの演奏会、さわやかだった。
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