都響は昨日の第九が仕事納め。なんだかほっとして体がゆるんでしまった。今日はゆっくり。
原美術館で開かれている「MU[無] ペドロ コスタ ルイ シャフェス」展へ。http://www.haramuseum.or.jp/generalTop.html
原美術館に行くのはいつも昼で、併設のカフェでご飯を食べる。時々見に行くのか食べに行くのかわからないことがあるけれど、今日はどちらかというと食べる方だったかなぁ。でもルイ・シャフェスの鉄の彫刻も好きだった。
今年はずっとカラーで写真を撮ってきた。そもそも色の喜び、というものがあるし、空や海を撮るときにはどう考えたって色があった方がいい、と思ったもの。
ところが先日、北井一夫さんの写真展を見てから、夕焼けの空を、モノクロで撮ったら美しかろう、と感じてしまった。以来、カメラに新しく入れるフィルムは白黒。
露出計もついていない古いカメラを2台持っている。両方とも僕よりはるかに年上だ。写真に夢中だった頃、オーバーホールをしてもらい調子はばっちり。でも露出を気にしながら、というのが面倒になり、もったいないと思いつつ何年も使っていなかった。
久しぶりにその内の一台を持ち出したらしっくりきた。ファインダーをのぞくと50ミリのフレームとピントを合わせるための二重像だけが見える。露出を決めピントを決めシャッターを落とす。あっているかどうかはともかく、自分で迷わずに決める。このことがデジタルカメラだとどうも難しかった。モニターには様々な情報があふれ、カメラの決めた露出、ホワイトバランス、ピントが半信半疑、あるいは八信二疑くらいでなんとなく心が定まらず、画像を見ては撮り直し・・・。
新製品が出るたびに、店頭においてある実機を手にとりサンプル画像を見るのだけれど、どれも均質にきれいに撮れていてかえって現実感がないような気がする。
デジタルカメラはいつも8割方撮れる。でも撮れない2割の部分に大切なものがあるような気がする。例えばおもちゃのようなロモのカメラでも、ぴったりはまる時がある。
12月5日の日記に画像を加えました。
http://ichirocello.cocolog-nifty.com/blog/2012/12/post-7488.html
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