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2013年1月23日 (水)

昨日サントリーホールでのイリス・フェルミリオンさんの歌、音から音、声から声へと言ったらいいのだろうか、次の音や言葉に移る瞬間の見事さに聴き入って、自分の弾いていることを忘れそうになった。フェルミリオンさんはいつも悠然としている。この人は慌てたり急いで走ったりすることはあるのだろうか。
終演後プールに行って体をほぐしぐっすり眠り、チェロを弾く心と体は完全に休み。

今朝はまずギャラリー冬青で開かれている加納満さんの写真展「RICALCO 風景を翻訳する」へ
http://www.tosei-sha.jp/TOSEI-NEW-HP/html/EXHIBITIONS/j_1301_kano.html
イタリアに行きたくなった。その場所や時間帯の空気感が伝わってくるようだった。

それからBunkamuraの「白隠展」へ。
http://www.bunkamura.co.jp/museum/exhibition/12_hakuin/index.html
実に楽しかった。おろかにこりかたまった僕の心は解き放たれ自由にしてもらえた。

ニコンF2がなおってきた。ファインダーの見やすさは本当に素晴らしい。手にとるようにピントがわかる。早くフィルムを通したい。

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