JTアートホールができた95年頃は、紀尾井ホール、三鷹の風のホール、名古屋のしらかわホール、確か少し遅れてトッパンホールなど、音楽専用のホールがたくさんできた時期だった。ホールと共に当然オープニングの企画がたくさん立てられ、その頃ちょうど世の中に出られた僕たちまでの世代はとても幸運だったと思う。今は、例えばカザルスホールが閉じられたり、主催公演をしなくなるホールが出てきている。残念ながらそういう時代になってしまったのかもしれない。
JTのチェロアンサンブルが始まったのも95年、憧れの先輩たちと同じ舞台を踏める光栄な機会だった。隣で弾かせてもらえるのは何よりの経験だった。若手のチェロアンサンブルとして始まったのに、今やなんと30代がたった一人、あとは40、50歳代になってしまった。
今日の東京は幸い雪は積もらず、2回の公演はあっという間に終わった。右手の指先には水ぶくれが二つ、これを破らないように気をつけなくては。打ち上げの後帰宅。これから少し勉強しよう、明日は朝から室内楽の練習だ。
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