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2013年2月25日 (月)

昨晩放送されたJ-WAVE「Growing Reed」のゲストは解剖学者の養老孟司さん。養老さんが、現代の風潮として自分の命は自分のもの、というものがあるかもしれない、もちろん命は自分でつくる事はできず与えられるもの、という旨のことを言っていた。http://www.j-wave.co.jp/original/growingreed/
新日フィルにいた時、エキストラで来ていた若いヴァイオリンの子が何かの折にさらりと「音楽は誰のものでもないから・・・」と言ったことを思い出した。この言葉はとても印象に残っている。

今日海に行くことはできたのだけれど、北風の冷たさに恐れをなしてやめにした。もし出かけていたら体は寒さに凍え、カメラは飛んでくる砂でじゃりじゃりになっていただろう。
すっかりインドア派に。さらってから確定申告の計算をした。「明日なすべきことは今日のうちになせ」という格言に反して、僕は「後にできることはできるだけ後にする」という生き方をしてきた。2月中に申告の準備がこんなにはかどることはかつてなかったことだ。

V・ナボコフ著「ナボコフの文学講義(下)」を読んでいる。上巻ではなく下巻から読んでいるのは上巻で取り上げられているオースティン、ディケンズ、フロベールの作品を読んでいないから。下巻のプルーストの部分を本屋で立ち読みしたらあまりにおもしろかったので。こんなことが書いてある。

『プルーストはプリズムみたいだ。彼、ないしそれの唯一の目的は屈折させること、そして屈折させることによって、回想のうちに一つの世界を再創造することである。・・・』

例えば、卓越した音楽家にブラームスやドビュッシーの音楽の素晴らしさの秘密を目の前で明かしてもらっているようだ。

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