ラフマニノフのソナタは4年くらい弾いていない。昨日、楽譜を追いながらシャフランの録音を聴いた。久しぶりにシャフランの毒気にあてられた。彼の音を聴くと、自分の出すすべての音がどうにも淡泊に感じられる。もうシャフランのようなチェリストがいないことを寂しく思う。
今日ピアノの高橋さんと一緒に弾いて楽しかった。以前見えなかった景色がたくさん見え、できなかったことができるようになっていた。それぞれの楽章を2回ずつくらい通したのだけれど、その間にどんどん彼女が弾けるようになるのは驚きだった。
またいつかこの曲を演奏会で弾けますように。
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