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2013年4月 6日 (土)

久しぶりにベートーヴェンの室内楽を弾いて、改めてどんな小さな音符にも集中力がみなぎっていると感じた。どの音符もぼんやり弾くことはできない。

ヴォーン・ウィリアムズの4番には絶望的に弾けない箇所がいくつかある。そのことについて今日、指揮のジェームズ・ジャッドが説明をした。演奏が大変な細かい音符の羅列はヴォーン・ウィリアムズに限らずこの時代の、例えばR.シュトラウスやマーラーにも共通するスタイルで、効果音であると言っていた。

ジャッドはカルロ・マリア・ジュリーニのアシスタントをしていたことがあるそうだ。ジュリーニはもともとローマ、サンタ・チェチーリアのオーケストラでヴィオラを弾いていた。その頃、R.シュトラウスの曲を演奏することがあり、きちんと練習して細かい音まで弾いたら、それを聴いたR.シュトラウス自身が驚いて、効果音だから(効果が出ることが大切で)一つ一つ全てきちんと弾く必要はない、と言ったそうだ。

シュトラウスがそう言った、という話は知っていたけれど、それをジュリーニが聞いていたことは知らなかった。
シエナのキジアーナ音楽院でジュリーニがブラームスの交響曲についてイタリア語で講義をしたことがあった。もちろん何もわからなかったのだけれど、どんな興味深い話しだったのだろう。

先日東京都写真美術館で「アーウィン・ブルーメンフェルド 美の秘密」展を見た後、映画「ハーブ&ドロシー アートの森の小さな巨人」を観た。ずっと観たいと思っていた。
http://syabi.com/contents/exhibition/movie-1879.html
NY在住のアートコレクター夫妻、元郵便局員のハーブと図書館司書のドロシーを追ったドキュメンタリー。彼らは実に自由でさわやかだった。続編も見に行こう。
http://www.herbanddorothy.com/jp/

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