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2013年4月12日 (金)

昨日タワーレコードに行ったら、新譜と並んで、巨匠たちのCDがボックスセットで多種売られていた。しかも、驚くほどの低価格で。レコード会社が今のCD規格を上回る新たな規格が普及する前に、という戦略をとっているのだろうか、と勘ぐりたくなる。ちょっと複雑だ。

僕が求めたのは両方ともEMIから出ているチェリビダッケ指揮のブルックナー(12枚組)とフルニエの7枚組。フルニエの方も、すでに持っている同じ録音があり聴き比べてみたらけっこう音が違うので驚いた。デジタルリマスターというやつだ。新しいものの方がふわっと耳触りがよくなっている。
BGMとして聞くならふんわりしていた方がいいのだろうけれど、普段間近で音を聴いている僕は直接音が少ないとまどろっこしく感じる。

都響は今日から「春の祭典」のリハーサル。
指揮のジャッドが数カ月前ニューヨークでこの曲を振った時、年配のファゴット奏者(2番吹き)と話しをしたそうだ。そのファゴット奏者はストラヴィンスキー自身の指揮で「春の祭典」を演奏したことがあり、冒頭のソロをその時の1番ファゴットが美しい音で自由に吹いたら、作曲者が、ルバートはすでに楽譜に書いてあるのだから楽譜通りに吹いてほしい、と言ったそうだ。
今回の「春の祭典」は原曲の意図通りバレエと一緒だ。ステージで演奏する時はもっと大きな編成で弾くのに、オーケストラピットに入る都合だろう、弦楽器は第1ヴァイオリンが12人という小ぶりな編成。金管打楽器は強力な布陣のままだから弦の音は充分に聞こえるだろうか。ただ、コントラバス・ホルンが舞台下手側、金管打楽器が上手、という並びは、聴く側には音が広がっておもしろいかもしれない。

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