月に2曲ずつ
関東地方は今日、梅雨明けした。十二分に納得する暑さだった。
恵比寿ガーデンプレイス横の木陰ではスタッフが何人もいる撮影をしていた。どうやら秋冬ものの撮影らしい、モデルさんは首まであるニットの上にさらに、厚くない生地ではあるけれど、上着を着て。スタッフの一人が始終うちわであおいでいた。
モデルさんがもし素晴らしいプロフェッショナルなら、真綿でくるまれるような蒸し暑さの中でも、涼しげな秋のような表情をするのだろう。でも真上から照りつける夏の強烈な日差しを秋らしい感じに写すことはできるのだろうか。撮影の様子を見て、楽な仕事はないと思った。
最近新しい気持ちでチェロをさらっている。さらに今日はなぜか、久しぶりに練習曲をさらってみようという殊勝な気持ちまで起きた。僕は本当に練習曲を弾いてこなかった。時々ポッパーの40曲のどれかは弾いたりもした。グリュッツマッハーの第2巻は絶望的な状況だった、あれを弾ける気がしなかった。
今回はピアッティのカプリス。桐朋を受験した頃、ピアッティの1番は毎日弾いていた。でも1番と2番以降はまるで別物だ。3番(8度の重音責め)と6番は弾いてみようとしたことはあった。2013年は半分が過ぎた、残りの半分で12番まで弾いてしまおう。計算上は月に2曲ずつ弾けばいいはず、さて。
「音楽」カテゴリの記事
- 5月24日の演奏会(2025.04.24)
- 東北旅行(2025.04.03)
- " the best thing in the world "(2025.02.01)
- ショスタコーヴィチの8番(2024.12.30)
- シェーンベルク、長三和音、短三和音(2024.12.15)