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2013年7月10日 (水)

都響が行う小中学生向けの音楽鑑賞教室は年間でかなりの数になる。音楽教室は、音楽界の10年後20年後のためにも、とても大切にしなければならないものだ。
先日長岡に行ったのは小学校5年生の前で演奏するためだった。長岡市の広い範囲からバスに乗って市立劇場に集まった子供たちが、オーケストラの伴奏で歌う部分があり、会場いっぱいに子供の声が広がるとこちらの心も動かされた。いい子たちだった。

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東京の中でも、地域によって子供たちの雰囲気の違いはかなりある。おとなしかったり活発だったり。僕は、アウトリーチで学校に出向く時でも都響の音楽教室でも、いきなり演奏で始めたいと思っている。子供は正直だ、最初に出した音で子供たちの心をつかめなかったらそれは演奏する側の負け。

でも、場所によっては開演のずいぶん前から各方面の挨拶が始まり、演奏を聴くにあたっての諸注意(静かに聴く、拍手をする、プログラムをがさがささせない、・・・)などがある。先日のある音楽教室ではその諸注意の間ずっと客席が騒がしかった。反抗期の子供たちが先生に静かにしろ、と言われたら騒ぎたくなるだろうことは想像に難くない。幸いその中学生たちは演奏をとてもよく聴いてくれた。

クラシック音楽は、たぶんまだ教養と考えられていて、静かにありがたくかしこまって聴くものになっているのだと思う。聴くと心躍り、何かおもしろいことがあれば隣の人とささやき合い、そういうものであってほしいと思う。

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