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2013年9月27日 (金)

芭蕉は月を見るために

いつか行きたいところの一つに、冬のハワイ、オアフ島のノースショアがある。彼の地には北風に乗って巨大な波が押し寄せるらしい。一日中波の音を聞いていたい。

昨日、稲村ケ崎でイナムラクラシックというサーフィンの大会が24年ぶりに開かれたそうだ。HPによると
『今年のウェイティング期間は台風シーズンとなる8月20日(火)~9月 30 日(月)の間。気象庁の予報をもとに、大会開催に相応しいクラシカルウェイブが立つかどうかを実行委員会が判断し、2日前に開催を決定する。』
http://www.inamuraclassic.com/report.html

僕の知っている稲村ケ崎はいつも穏やかな表情だ。でも昨日の映像を見ると確かにサーファーが小さく見えるほどの波が来ている。見に行きたかったなぁ。オアフ島は遠くても湘南なら。
http://www.youtube.com/watch?v=tTqbJ-i3o5Y

ドナルド・キーン著「百代の過客」を読んでいたら「更科紀行」の部分でこんな記述があった。

『貞享五年(一六八八)八月の半ば、芭蕉は、更科への旅を思い立つ。「古今集」以来月で名高いこの地で、仲秋の名月を見ようというのである。ところで私は、月を見るだけの目的である特定の土地へ出かけて行ったヨーロッパの詩人を、ただの一人も思い出すことが出来ない。』

うむ、いつか波を見るために冬のハワイへ行こう。

今日「グレート」のリハーサルが終わってから増上寺で開かれている「東京フォト2013」へ。
http://www.tokyophoto.org/2013/
素晴らしい写真はあった。多くの写真には値段がつけられていて、写真にまつわるお金と、そのお金にまつわる人々もたくさん見たような気がした。

ところで今回弾くシューベルトの「グレート」、パート譜は指揮者(オレグ・カエターニ)が持ちこんだものを使っている。チェロのパート譜には交響曲第8番とあり、隣のヴィオラの楽譜には交響曲第7番、とあった。そもそも以前「グレート」は9番ではなかったか。

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