今日もリハーサル。
アメリカのオーケストラの人たちとガーシュインを弾くのは楽しい。ラプソディー・イン・ブルーはクラリネットのソロで始まる。フィラデルフィアから来たリカルド・モラレスの自由で素晴らしいソロが聴けた。ただ、彼は小柄でピアノの反響板に隠れて客席からまったく見えないので、座面をうんと高くしたピアノ椅子に交換させられていた。見えるようになっただろうか!?
トリオのアドリブではレジナルド・ヴィールの、いったいどうやって弾いているのだ?、というご機嫌なベースソロが飛び出した。僕の場所からは、大西さんのトリオは3人とも手元が見えないのが残念。
明日の演奏会、前半は大西順子トリオのみ。チケットは完売しているので、トリオの演奏を聴きたいオーケストラメンバーはゲネプロでなら聴けるだろうか、という話しになったら、大西さんが「ジャズはリハーサルをしません」と言い、皆が笑った。そうだ、ジャズだもの。
ジャズといえば、東京ジャズにボビー・マクファーリンが来るので楽しみにしていたのに、体調不良のため来日中止になったそうだ。とてもとても残念。
「音楽」カテゴリの記事
- ショスタコーヴィチの8番(2024.12.30)
- シェーンベルク、長三和音、短三和音(2024.12.15)
- 音楽のたたずまい(2024.11.11)
- 人懐こい猫がいたら(2024.09.20)
- 5月18日のプログラムノート(2024.05.17)