祝福すべき
都響にはインバルが来て、今日からマーラーの6番のリハーサルが始まった。午後までぐぎぐぎマーラーを弾いてから、夜はトリフォニーへ。ムーティが指揮する演奏会の一日目。
演奏会の直前、この特別編成のオーケストラのメンバーに子供が産まれた。彼に、二重の意味で忘れられない演奏会になるね、と話をした。
先日、ある素敵な音楽家のとても悲しい知らせがあった。春に会ったばかりだったのに。今でも本番の舞台に立つとそのことを考える。
毎日当たり前のように仕事をしていることが、実は何て幸せなことかと思うし、そして、誰かに子供が産まれたり、誰かが結婚したりすることは本当に祝福すべきこと、と改めて思う
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