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2013年11月28日 (木)

自然な流れの中で

いい演奏会だった。ありきたりではあるけれど、指揮のヘスス・ロペス=コボスにはいぶし銀、とか、職人気質という言葉がぴったりだった。感情を表に出すことはほとんどなく、少々何かがあっても自分のペースは乱さない。細かいリハーサル(ちょっと辛抱がいる)は演奏上の具体的な問題に終始した。でも彼の意図した何かは、結果として見事に表現されたのではないだろうか。

ショスタコーヴィチの13番はもちろん、珍しいトゥリーナの「闘牛士の祈り」もラヴェルのスペイン狂詩曲も、自然な流れの中で弾けて心地よかった。
サントリーホールのあるアークヒルズはもうクリスマスの装いを始めている。

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なぜ音楽をするのか、なぜチェロを弾くのか。言葉にならない、言葉にすることのできない思いがあるからだ。

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