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2013年11月18日 (月)

「風立ちぬ」

映画「風立ちぬ」を観た。宮崎駿監督はこの作品の発表後、引退宣言をして話題になったけれど、見事な引き際だと思う。
映画館から帰宅したら、ちょうどテレビで宮崎監督と「風立ちぬ」のことを取り上げた番組を放映していた。何度見ても、アニメーションの製作過程は気の遠くなるような作業だ。宮崎監督が鉛筆でさらさら描いて水彩絵の具で色をつけた、4コマ漫画(5コマかな?)のように見える絵コンテが、高い完成度を持っていて、それがほとんどそのまま映画になっていることに驚いた。
完成してスタッフ向けの試写が開かれた後、宮崎監督が挨拶に立ち、その中で「恥ずかしいんですけど、自分の作った映画で泣いたのは初めてです」と言ったことはとても印象的だった。

宮崎作品を映画館で観るのは、実は初めて。封切は一度しかないし、映画はやはり劇場という魔法のかかったところで観るべきと思う。
「未来少年コナン」に始まり、ルパン3世「カリオストロの城」、「ナウシカ」、「紅の豚」、・・・、宮崎作品では空を飛ぶ、ということが重要な要素になっている。プロデューサーの鈴木敏夫さんも番組中で指摘していた通り、「風立ちぬ」はそのことが結実した映画だった。

僕は子供の頃、父の本棚をよくあさっていた。飛行機に関する本や雑誌がたくさんあり、僕も飛行機が好きだった。

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