もう一つ大きなテーマが
年賀状の返事を書きながら、ずらずらと並んだ自分の字を見て、それにしてもひどい字を書いていると呆れた。
もちろん僕は丁寧に書いているつもりで、その時はそんなに悪くないと思っている。でも書き終えて見返すと驚く。受け取った人に、長谷部は面倒くさいと思って書いているに違いない、と思われてはいけないと心配し、せめて自分の名前だけでもどうにかしようと思った。例えば長谷部の部の、口の部分、右肩が限りなく丸くなってだらしない。もっと角を立てて、全体のバランスをとって小さく・・・、などいろいろしたら、いったい誰の字か誰の名前かわからなくなりそうだった。やれやれ。
小学生の時、書き方の時間に、僕は反骨精神を発揮して、わざと書き順を違えて覚えた。できあがる字の形が同じならいい、と思ったのだ。まったく妙なところで反骨精神を発揮したものだ。僕の字が変な理由の一つはそこだし、人前で書くとけげんな顔をされて恥ずかしい。
先日ある書家の個展に伺い入口で名前を書くよう求められた時、絶望的な気持ちになった。硯の上に細い毛筆が置いてあったのだ。真直ぐ書けずのたうちまわる縦書きの上に毛筆なんて・・・。
ところで都響のチェロには、僕に勝るとも劣らない字を書く人が何人かいて、ちょっと安心する。それぞれ立派な経歴を持ち舞台の上ではすました顔をしているのだけれど。
夜は映画「ウォールフラワー」へ。
http://wallflower.gaga.ne.jp/
よかったなぁ。甘く切ないだけの映画ではない。もうひとつ大きなテーマがある。公式サイトの予告編はなんだか的外れ(わざと外しているのかもしれない)、しかもそのサイトに掲載されている様々なコメントは不思議なものが多い。よくある青春映画だろ、と思って観に行かないのは残念な気がするし、甘く切ない青春映画だと思って観ると、?、ということになるかもしれない。
さぁ、明日は朝からさらおう。
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