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2014年4月 1日 (火)

すべらないバナナ

消費税が5パーセントから8パーセントに上げられた。
これからの少子高齢化社会、増えていく社会保障費をまかなうために税負担が大きくなるのは仕方ない、と僕は思っている。

先月成立した平成26年度予算、一般会計総額は過去最大規模の95兆8823億円。社会保障費は初の30兆円台、公共事業費は12.9パーセント増額。歳入は税収が消費税増税などで50兆円台、新規国債発行額は25年度当初予算に比べ3.7パーセント減の41兆2500億円。首相は3月20日の記者会見で「消費税増税による悪影響を最小限に抑え、できるだけ速やかに景気が回復軌道に戻るよう万全を期す」と強調した。(3月20日産経ニュースより)

足りないから増税するのに、どうして大きな予算を組んだのだろう。なんだか腑に落ちない。それだったら増税せずに歳出を削減すればいいのに。それともこれは今年度だけのことで、来年度以降はうまく機能するのだろうか。そして、予算の4割以上を借金(国債)に頼るこの国は大丈夫だろうか、と思ってしまう。
今日のニュースでは国債が買われ金利は低下、と伝えられた。でももし逆のことが起こり(ぞっとするような事態だ)金利が上がったら、日本は首が回らなくなる。

週刊現代3月29日号に掲載された投資家ジム・ロジャースのインタビューから。

『・・・日本はすでに先進国で最悪レベル、GDPの240%という財政赤字を抱えています。その額は1000兆円を超す巨額赤字にもかかわらず、安部首相がさらに借金を膨らませて無駄な橋や高速道路を作ろうとしているのは正気の沙汰とは思えません。
 今日本政府が取り組むべきは、チェーンソーを手に取って、無駄な財政支出をカットすることなのに、安部首相はなにを考えているのか、完全に逆行しているわけです。
 そこへきて、この4月からは消費税を5%から8%に増税するというのだから、クレイジーですよ。増税して得た予算は社会保障費の充実に使われるとされていますが、本当は無駄な橋や道路を作ろうとしているのでしょう。
 安部首相が借金に目をつぶっているのは、最終的に借金を返さなければいけなくなる時には自分はもうこの世にはいないから、関係ないということでしょう。そのツケを払うのはいまの日本の若者です。』

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あまり心配し過ぎると、しまいには道端に落ちているバナナの皮にすべって転んだら・・・、とまで考えるようになるかもしれない。2年前のエイプリルフール、イギリスのスーパーマーケットが世界で初めて「滑らないバナナ」を販売する、というものがあったそうだ。

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