いいことづくめ
昨日写真展を二つ見た。一つは最新のデジタルカメラで、もう一つはフィルムの時代に撮られたもの。撮影機材の進歩はものすごく、以前では考えられなかったような高感度や高解像度、速いオートフォーカスが可能になっている。でも僕に魅力的に見えるのは昔の写真のことが多い。
先月末からこの日記に写真を多く載せているのは、久々に物欲が爆発して新しいデジタルの一眼レフを買ったため。見やすいファインダーときびきびした動作、安定したホワイトバランス、3200くらいならまったく問題のない素晴らしい高感度、・・・。でもだんだん満たされない何かがあらわになってくるから不思議だ。気持ちが写る、というその緊張感だろうか。フィルムの残量を気にすることも交換も不要、空港でのX線検査を気にすることもなく。いいことづくめなのだけれど。