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2014年5月26日 (月)

偶然 3

夕方、用を済ませて坂を下ると、良さそうな感じのガレットの店があり、美味しそうだし値段も手ごろ・・・、と入り口に掲げられているメニューを見ていたら、通りがかった女性2人もそのメニューを見、「(店内は)女子ばかりだね」と言った。確かにこういう店はそうかも、と思いながら過ぎようとしたら、通りに面したカウンター席に男子が1人いた。何年も会っていない従兄だった。

店に入り、少しの間映画の話で盛り上がった。大人になってからゆっくり話をするのは、初めてかもしれない。
もし僕が美味しそうなガレットだなぁ、と思わなかったら、もし彼がクリーニングを受け取った帰りにその店に寄らなかったら、会うことはなかった。よく出かける街に彼が住んでいるのだから、僕の20年以上の東京暮らしでこれまで会わなかったほうが不思議なのかもしれない。

時々この日記に書いてきたけれど、僕は誰かにばったり偶然会うことがある。
(2009年11月9日、2010年9月11日の日記をご覧ください。
http://ichirocello.cocolog-nifty.com/blog/2009/11/post-8a54.html
http://ichirocello.cocolog-nifty.com/blog/2010/09/post-52c4.html
世間一般的には、人々はどのくらいばったり偶然誰かに会うのだろう。

先日も恵比寿駅のホームを歩いていたら、目の前にある人が現れた。その人とはこれまで3度も、東京の中の全て違う場所で、ばったり会った。いくら世界が広いと言っても、駅とか電車とか空港は人が集まるところだから、誰かに会うことは実はそんなに珍しくないのかもしれない。そもそも大きな楽器を持っていれば目につきやすい。そして気付いていないだけで、誰かとすれ違っていたり、同じ車両に乗り合わせていたり、ということは頻繁に起こっているのかもしれない。

それとも、僕がこうして誰かにばったり会うことは、実は天文学的な偶然が度重なって起こっていて、それはつまり、宝くじ的に言えば、僕はとっくに億万長者になっている、くらいのことなのだろうか。

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