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2014年6月21日 (土)

2度と見ることのできなかった

今日から「春の祭典」のリハーサルが始まった。フルシャはこの曲を振るのは初めてだそうだ。オーケストラで弾く者にとって、初めての「春の祭典」は何かしら身構えるものがあると思うけれど、初めて指揮をするのはきっとどきどきする体験だろうなぁ。

プログラムの前半にはバルトークの3番のピアノ協奏曲がある。知ってはいた、でも弾くのは初めて。改めて勉強すると、何年も眠っていた記憶が呼び起こされ、それがこれまでの経験と融合していく感覚は新鮮だった。バルトークがこの曲を作った時の、最晩年の状況を思うと胸が痛くなるけれど、それだけに切実なものがあると思う。美しい第2楽章は、2度と見ることのできなかった故国の自然へのオマージュだろうか。

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