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2014年7月25日 (金)

「大いなる沈黙へ」

 

昼過ぎ、外に出たら蒸し焼きにされそうだった。2020年東京オリンピックの日程は7月24日から8月9日までだそう。
https://tokyo2020.jp/jp/plan/
その年が冷夏ならともかく、この暑さの下、マラソンなどの競技が行われるのだろうか。

昨日は映画「大いなる沈黙へ」に。
http://www.ooinaru-chinmoku.jp/index.html
フランスアルプス山脈に建つグランド・シャルトルーズ修道院内の日々を追ったドキュメンタリー。撮影を申し込んでから16年後に許可がおり、フィリップ・グレーニング監督はただ一人カメラを携えて半年間修道士とともに暮らした。グレーニング監督の言葉から。

『ナレーションもなく、あの空間だけで、映画が修道院そのものになった。雲のようにつかみどころのない映画、私が最初にこの作品のアイデアを思いついた時、こう表現していた。・・・・・・
 そうだ。そうなんだ。雲とは何か?その答えは難しい。雲には様々な種類がある。どれもまったく違っているが、その一つ一つどれもが正しい。間違った雲など見たことはない。

 結局、私は6ヶ月近くをグランド・シャルトルーズ修道院で過ごした。修道院の一員として、決められた日々の勤めをこなし、他の修道士と同じように独房で生活をした。この、隔絶とコミュニティーの絶妙なバランスの中で、その一員となったのだ。
 そこで映像を撮り、音を録音し、編集した。それはまさに、静寂を探究する旅だった。』

ナレーションも、いわゆる映画音楽も、話の筋らしきものも、何もない。とても静かな映画だった。正直に言うと僕の記憶はところどころない。でも、その時間の流れに慣れてくると画面に入り込めるような気がした。
神保町の岩波ホールには開場前から行列ができるほどの盛況だった。最近の映画館に慣れた身には、岩波ホールの小さく、居心地のいいとは言えない椅子で3時間近くじっとしているのは、ちょっと骨だった。僕はじっとしているのが本当に苦手だ。

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