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2014年8月 1日 (金)

グルーヴは

今日から8月。昨日は映画「黄金のメロディー マッスル・ショールズ」へ。
http://www.muscleshoals-movie.com/
テネシー川のほとりの小さな町、マッスル・ショールズにある2つのスタジオの物語。大都市ではなく自然の多く残る町のスタジオからヒット作が出ていく。特に映画の前半、アレサ・フランクリンやウィルソン・ピケットのエピソードや歌が登場するあたりのエネルギーは圧巻だった。彼ら彼女たちの録音を聴きたくなる。
映画に出てくる様々な歌手やミュージシャンたちがよくグルーヴ、ということを言っていた。「最高のグルーヴが生まれたんだ」というように。僕のチェロからもグルーヴは生まれるだろうか。

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180度話は変わって。先日、チェリビダッケが38年ぶりにベルリン・フィルを指揮した時の映像を見せてもらった。92年、ブルックナーの7番。彼の映像はそれほど見たことはなく、あんなに顔の表情が豊かに変化する人とは知らなかった。演奏は、さらにゆっくりなテンポで、厳密に聴き比べたわけではないけれど、90年代前半のミュンヘン・フィルとの方がスムースに運んでいる感じはした。
もう一つ、ベルリン・フィルの弦楽器の奏法が興味深かった。ヴァイオリンの中に、弓使いに関して、右手の手首が先行する奏法の人が幾人もいた。チェロは、弓の幅をあまり使わない印象だった。ほんの20数年前のことと、現在とではきっと異なっていると思う。

ところで、HMVが渋谷にアナログレコードを扱う店をオープンするらしい。
http://recordshop.hmv.co.jp/
もし時間とお金が充分にあったら、僕も道具をそろえてLP盤に針を下ろす時間を満喫したい、と時々思う。しかし、「時は金なり」の言葉どおり、両方を持つことはとても難しいことだ。

コダック社が映画用フィルム製造の継続をするための方策が考えられているそうだ。
http://jp.wsj.com/news/articles/SB10001424052702304180804580062551749334306
僕としてはとにかく、写真用フィルムの製造が続くことを祈るのみ。

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