車窓を流れていく
路線バスに乗りながら音楽を聴くのが好きだ。電車でもなく、もちろん地下鉄でもなく、飛行機でもなく、高速バスでもなく、路線バスに乗り、音楽を聴きながら車窓を流れていく東京の街を見るのが好きだ。たとえ気持ちが落ち込んでいても、天気が悪くて窓が曇っていても、そんなことは一向にかまわない。台風が近づいていた昨日の東京は朝からずっと暗かった。雨の日曜、空いている幹線道路を疾走するバスの中でディープ・パープルを聴いていた。

びっくりするようなことがあり、ぽっかり予定が空いてしまった。http://www.tmso.or.jp/j/topics/detail.php?id=688
慌ただしかったから、その話を聞いた時ほんの少しだけほっとする気持ちはあった。でも日がたつにつれヨーロッパが恋しくなってきた。秋の光はきっと、素晴らしいだろうなぁ。
それなら自分で旅行を組み立てても、とヨーロッパ行きの航空券を調べたりもしたけれど、結局大きな移動はしないことにした。今の僕にはゆっくり過ごす時間が必要かもしれない。

今日の東京は午後から急に天気が回復した。すっかりほこりをかぶっていた自転車に油を注し空気を入れ、久しぶりに乗った。羽が生えたようだった。夜はやはり久しぶりにシューベルトのピアノ・ソナタを聴いている。もしシューベルトのソナタがなかったなら、世界はどんなに味気ないものだろう。
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