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2014年11月14日 (金)

無意識の

昨日はリハーサルの後、ずっと行きたいと思っていた大阪の海遊館へ。青い大水槽の中で悠然と泳ぐジンベイザメやシュモクザメ、エイを見ていると、こちらも水の中を漂っているような不思議な気持ちになった。

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今日はhpacで最初の本番。反省することはいくつもあるけれど、若者たちと一緒に弾いて、僕も昔の良い感覚を思い出すきっかけをもらえたことはとても幸せだった。

オーケストラの仕事は頭を使う。膨大な譜読みもそうだし、様々な楽器との絡みを勉強することも、実際に現場で耳や目から入ってくる音楽を判断して、その先のフレーズがどのように動くか予想することも。そしてそれらの作業はとても意識的なものだ。
でも、良い集中をすること、心の底からの深い音楽をすることは無意識の範疇だと思う。ここに経験を積むことの難しさの一つがある。

本番の後、「やどかり」という店でお好み焼きを食べ (今回の公演に関して、名古屋の中島先生にチェロを習った生徒が僕を含めて3人いて、その3人で)、それから梅田の大きな本屋へ。1週間の滞在に備えて持ってきた小説を読んでしまったので。(最近の外国の大きな賞を受けた作品だけれど、残念ながら僕にはあまり興味深くなかった)
小説を一冊と、文庫本になっている野口晴哉著「整体入門」を。最初の文章にこんなことが書いてあった。

『人間は平素の生活ではとり出せない力を持っております。平素は意識の枠内で生活しておりますので取り出せませんが、何かの理由で体の中に勢いが出てくると発揮されます。・・・・・』

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