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2014年12月 8日 (月)

群を抜いた

 

今日の都響定期演奏会、プログラムの前半は1936年に作曲されたバルトークの「弦楽器と打楽器とチェレスタのための音楽」。二十世紀の音楽に詳しいわけではないけれど、群を抜いた傑作だと思う。バルトーク以前にこんな音楽世界は存在しなかった。
題名の通り管楽器は入らない。(ちなみに題名にはないけれどピアノも活躍する。そして長いので「弦チェレ」と言うことが多い。)  この曲はいろいろな意味で難しいから、今日の演奏会は弦チェレを弾くか弾かないかで仕事量はずいぶん違う。でもたとえ大変でも弦チェレを経験したい、と僕は思う。幻想的で、固くて、深いところから揺さぶられるような音楽だ。
この前、弦チェレを弾いたのは10年前、サイトウキネンのヨーロッパツアーだった。あの時もプログラムの前半は武満徹さんの「弦楽のためのレクイエム」とこの曲、つまり弦楽器主体のものだったなぁ。

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今日の演奏会の舞台は東京文化会館の大ホール。改修後初めて、久しぶりの大ホールは素直な音がして弾きやすかった。さて、明日はサントリーホールへ。

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