« 時の流れに | トップページ | 海へ »

2015年3月17日 (火)

このところ少し、旅の仕事が続いている。

先日、ルーヴル美術館展を見た帰りに寄って、こちらも素晴らしかったのが富士フィルムスクエアでの写真展『森と海—すぐそこの小宇宙』http://fujifilmsquare.jp/detail/1502200123.html(もう終了してしまったけれど)
中村征夫さんのフィルムで撮った東京湾の光景が好きだった。

日経新聞連載、梯久美子さんの「愛の顛末」、2月から3月にかけては「宮柊二   戦場からの手紙」。
2月15日に掲載された昭和15年3月5日付けの手紙から

『ここは山西省の一寒村であり、第一線であり、この前には日本の部隊は居りません。殆ど想像つかない少人数が、ここを死守して作戦の十字の運命を掴んで居ります』
『あけくれてわれに命なくなるとも季節は又来たる兵らの上に美しくあれよ』

また3月1日掲載の昭和16年12月の手紙には
『おそらくは知らるるなけむ一兵の生きの有様をまつぶさに遂げむ』

7月8日付けの手紙には
『私は名前なんか寸も知られない、歌なんかも知らない、只一人の兵隊でありたいのです。そして歌が出来れば、その無名の一兵の心の中にひそかにはぐくんだ哀歓をしるし度いのです」

« 時の流れに | トップページ | 海へ »

映画・展覧会」カテゴリの記事