« | トップページ | 最近の新聞から »

2015年10月25日 (日)

強い力や即興性を

昨日は静岡でブランデンブルク協奏曲の全曲演奏会(僕が弾いたのは4曲)。
チェロの組曲があるおかげで、特にその組曲に関して僕なりにバッハを勉強してきた。結果それは、こうするべき、こうあるべき、というものになっていた。はっきりと喋る音楽だから話し方を学ぶ必要はある。でももっと大切なことは、バッハの音楽の持つ強い力や即興性を感じ、生き生きと自由にそれを実現することだと思う。

007

ところで、演奏会で使われたチェンバロの立派な台座を見て、フランス語でイカや目玉焼きのことを何と言うか、という古典的な洒落を思い出した。(書くまでもないことと思うけれどそれぞれ、アシジュポーン(足十本)、ポントワッテジュ(卵をポンと割ってジュッと焼く)、といかにもフランス語という雰囲気で発音する。ちなみに新しいものとしては衣替えのことを、ハンズボンナガズボーン(半ズボン長ズボン)、というのがある)
そうしたら中国語で蚊のことを、という秀逸なのを教えて頂いた。舞台の上で脱力してしまった。

009

静岡で読んだのは原研哉著「日本のデザイン」。雑誌「図書」連載中から楽しみに読んでいたけれど、改めて読んで様々なことが整理されるようだった。あとがきの中から。

「高く放りあげた仕事はひとたび雲の向こうに消えていくので再び落下してくるまでは忘れていた方がいい。その方がそれを手にする時の鮮度感がいい。」

« | トップページ | 最近の新聞から »

書籍・雑誌」カテゴリの記事

  • (2017.03.27)
  • (2017.03.22)
  • (2017.03.18)
  • (2017.03.17)
  • (2017.03.12)

音楽」カテゴリの記事