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2016年1月19日 (火)

「パロマーの巨人望遠鏡」

この正月に読んでいたのがウッドベリー著「パロマーの巨人望遠鏡」。アメリカ、パロマー天文台建造にまつわるノンフィクション。天文台に収められる200インチ(5メートル程)反射鏡製作の困難が本書のクライマックスなのだけれど、それだけでなく、資金集め、人材の登用育成、組織、輸送、広報、地元自治体への働きかけ、など壮大なプロジェクトが動いていくさまが描写されていて見事だった。時代としては1929年の大恐慌前から第二次大戦後まで。それは昨年読んだトレヴェニアン著「パールストリートのクレイジー女たち」やブコウスキー著「くそったれ!少年時代」と重なる。アメリカという国の懐の深さと、その反対の面と、両極を垣間見たようだった。

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