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2016年4月19日 (火)

先日読み終えたのはC・マクドゥーガル著「ナチュラル・ボーン・ヒーローズ」。そして今はディケンズの「デイヴィッド・コパフィールド」を読んでいる。(サリンジャー著「キャッチャー イン ザ ライ」(ライ麦畑でつかまえて)、冒頭のパラグラフで出てくるあれだ)

こんなにおもしろいとは。久しぶりに読み耽る、という言葉がぴったりな本に出会った。親切な人も、憎たらしい奴も、それぞれの登場人物が実に魅力的に描かれている。150年以上前の人間は、今よりはるかに不便で情報の少ない生活をしていたはずなのに、僕たちよりずっと生き生きしているように見える。
ノンフィクションを読むのは楽しいし、すぐに役立つこともある。でも人間が作り出したフィクションの世界には、なぜだろう、心が温かくなる何かがある。それは音楽や美術にも通じるものかもしれない。

デイヴィッド・コパフィールドにはKindle版がないので、紙の本を図書館で借りてきて読んでいる。挿絵もいい。もうすぐ第2巻は終わりそう、でも抜かりなく先回りして第4巻まで借りてある。岩波文庫版で全5冊、溢れている本棚をさらに圧迫するけれど、手元に置いておきたくなる本かもしれない。

部屋の外に出ると新緑が美しい。郊外でも、近所の小さな公園でも、境内にある1本の木でも、柔らかな緑に見いってしまう。


Shinryoku


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