リハーサルの後、サントリー美術館へ歌川広重の浮世絵を見に。http://www.suntory.co.jp/sma/exhibition/2016_2/
大胆で鮮やかで、胸のすくような浮世絵だった。広角レンズを使って遠近感を強調したような構図も、望遠レンズを使って遠近を圧縮したような構図もあった。江戸時代、こういう優れた道具はあっただろうか。しかも対象を思い切りよく画面からはみ出させたり、水平を崩したり、雨や風、雪の表現が見事だったり。その上、淡く深い色合いも素晴らしかった。空や水の青は何枚見ても素晴らしい。いきなり絵の中にひきこまれ、時間のたつのを忘れた。
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