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2016年12月15日 (木)

一昨日、昨日の都響定期演奏会はヤクブ・フルシャ指揮で、ドヴォルザークのヴァイオリン協奏曲とマーラー「巨人」。

ヴァイオリンのソロはチェコのヨゼフ・シュパチェク。アンコールに弾いたイザイも含め切れ味鋭く爽快、見事な演奏だった。経歴を見るとジュリアード、カーティスで学んだとある。なるほどヨーロッパとアメリカのいいところを両方持っている、ということだろうか。
とにかく舞台に現れる時も弾き終わった時もにこにこと楽しそうだった。フルシャもそうだし、チェロのケラスもそうだった、皆ぴりぴりした感じがなく、朗らかにしている。これが彼らの素晴らしさの秘訣かもしれない。(ドヴォルザークが終わった後、都響の何人かで、我々もたとえ中身が伴わなくても、笑うことから始めてみようか、と笑った)

フルシャを見ていて感じるのは誠実さとか気高さだ。今の時代、触れることが難しく、そして最も必要とされていることだと思う。シュパチェクのような笑顔もそうだ。
フルシャの話す英語は明晰。それが一転、シュパチェクと話す時は、僕にはわからないけれどあれがチェコ語だろう、とても親密な感じになる。

これまで「巨人」は何度も弾いてきた。でも昨日の演奏はきっと忘れられないものになる。

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