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2018年10月 2日 (火)

葉山

神奈川県立近代美術館で開かれている「アルヴァ・アアルト ­ もうひとつの自然」展へ。www.moma.pref.kanagawa.jp/exbition/2018_aalto
逗子駅から狭い道を抜けて海の見える美術館にたどり着くと(けっこう遠い)、何度来てもやっぱりいいと感じる。葉山の海の素晴らしさは僕には説明不能だ。東京から少し離れるだけで、まったく違う空気と時間になる。

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展示も楽しかった。見ている人たちも皆、好きで見ている様子だった。デザインや建築が好きな人には特に興味深いだろうと思う。展示の最後に、アアルトのデザインした家具がたくさん並ぶ広いスペースがあり、実際に様々な椅子に座れるのだけれど、座る、という単純なことが楽しかった。デザインを体で感じることができる。

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10月2日、日経新聞に掲載された不動裕理さんの記事から。
『運動が苦手だった私は競うことには向かず、ゴルフ競技を始めてからも、人と勝負するという気持ちは希薄だ。あくまでマイペースだから、自分がちょっとスコアを落としてもそれほど気にならない。ミスをして数ホール、イライラが続くことはあるけれど、いいショットやいいパッドを打てたらすぐに機嫌が直る。
 そんな性格もプラスに働いたのだろうか。勝利を重ねてもどこかひとごとのようで、記録を意識したり、プレッシャーを感じることはさほどなかった。スランプに陥ったときのために、メンタルトレーニングの本を何冊か読んだけれど、好調なときはたいして役にも立たなかった。
 ずいぶん前になるが、「夢とか目標をつくって自分をしばりつけたくない。毎週、その時のコースと調子で目安をつくって頑張っている」とコメント。自分のできる範囲で、ちょっとでもいいプレーをすることだけを考え、記録はあくまで結果だと思っていた。』

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