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2019年3月15日 (金)

雨を望んで

時々よそに出かけると、冬の東京はずっと晴れているんだな、と実感する。住んでいて知らずに受けている恩恵の一つだと思う。晴れていると、朝に弱い僕も、まぁなんとか起きよう、と思う。
でも今年は2月の終わりから毎日雨を望んでいる。花粉。昨年の猛暑のせいで飛散する量が多いらしい。ひどい暑さの代わりに何か良いことがあってもよさそうなのに、まるで泣きっ面に蜂だ。

先日タクシーに乗った時、運転手が鼻水で辛そうにしていて、尋ねたらやはり花粉症とのことだった。日本に住む何割かの人がこれに悩まされ、少なからず集中力を削がれていると思う。乗り物の運転をする人、あるいは何か大きな、あるいは重要なものの操作をする人、集中力を求められる作業をする人、・・・。もともと注意力散漫な音楽家の集中力が多少落ちたところで社会的損失は特にないと思うけれど、実際に影響のある職種はきっとたくさんある。この時期のトラブルの発生数とか、損害保険会社はデータを持っていないのかな。
電車などですさまじいくしゃみの咆哮を鳴り響かせ、周りを驚かせる中高年男性(自分もその一人)は、社会迷惑か。(どうして本人はあの大音声に気づかないのだろう)

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日本の財政を圧迫している医療費を、さらに花粉症が後押ししている気もする。ティッシュ屋さん、マスク屋さん、飴屋さん、薬屋さん、ヨーグルト屋さん・・・、そうした業種はうるおっているかもしれないけれど。
国で使うお金を少し融通して、杉の木を伐採できないだろうか。いきなり関東平野とか濃尾平野とか大阪平野とか、広いところは無理としても、まずモデルケースとして、比較的狭い場所、風向きなども考慮して、伐採の影響を判別しやすい地域で試行してみる。そして効果があれば広く実施すれば、と思う。伐採した後はもともと日本の山林に生えていた雑木を植える。すると生物相も豊かになる、というのは素人考えか。
国の上の方にいる人が誰か考えてくれないかなぁ。きっと多くの人が幸せになるような気がする。

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