6月11日
6月11日
今日は少し遅い出だし。昨日が休みだった、ということがよくわかる車の多さと騒がしさだ。バビロンヌ通りを歩いていたら、壁一面にランボーの詩、「酔いどれ船」が書かれていた。このあたりで発表されたらしい。
サンジェルマン市場へ。ユニクロがある一方、昔ながらの市場もあって安心した。市場の中には食事のできるところもある。こういうところで食べたらきっと美味しいだろうな、と思う。
サン・シュルピス教会に入った後、教会前で絵画や版画の青空市が開かれていたので、そちらにも入る。開放的で明るく、中の人たちが楽しそうに話しをしているのを見て、絵がどのように生活と関係しているのか見えるようだった。(先日東京都心で現代美術の展示を見た時、皆不思議な格好をして、なんだか業界っぽく、なんだか訳知りっぽく、しかもなぜかお金のにおいがして胡散臭かった、あれはなんだったのだろう)
リュクサンブール公園へ。何度来てもここは素晴らしい。
モンパルナス大通り(ジャコメッティの本によく出てくるカフェ、ラ・クーポールを気付かず素通りしてしまったのは残念)のノートルダム・ドゥ・シャン教会に入り、
モンパルナス墓地へ。クララ・ハスキルの墓があるというので探す。探すのがあんなに大変とは思わなかった。墓地の区画はほぼない感じだった。どういうことになっているのだろう。
ホテルまで歩いて帰り、今日は早寝。パリの街は以前ほどゴミが落ちていない気がするし、時々踏んづけていたような記憶のある犬のう○こも、今回さほど見かけない気がする。
「旅」カテゴリの記事
- 松田さんのチェロ(2020.11.02)
- 37年前の演奏旅行(2020.10.04)
- ラグビーワールドカップ(2019.09.26)
- 乾電池を使うラジオ(2019.09.13)
- 各駅停車の旅 その4(2019.09.08)